セミナー開催のお知らせ:「幸せな国づくりセミナー」
この度、日本の福祉の未来を考える重要なテーマとして、「幸せな国づくりセミナー」を早稲田大学と共催で実施する運びとなりましたので、ご報告いたします。
バンクミケルセンとは?
N.E.バンクミケルセン(1919-1990)は、デンマークの社会省担当官であり、「ノーマリゼーションの理念」を世界で初めて提唱・法制化に導いた人物です。この理念は、「障害の有無にかかわらず誰もが地域で普通の生活を送るべき」というもので、現在の日本の福祉政策にも多大な影響を与えています。
当日は、ノーマリゼーション発祥の地であるデンマークから、オーデンセ市障害者福祉部長を講師にお招きし、理念を現場でどのように実現しているか、具体的な成功例と課題についてお話しいただきます。
本セミナーは会場収容人数の都合上、誠に恐縮ながら、参加者を【先着50名様】とさせていただきます。
遠方の皆様にとっては東京へのご移動が必要となりますが、福祉先進国の「生きた知恵」を直接学べる貴重な機会として、職員研修や施設運営のヒントにご活用いただけると幸いです。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
「幸せな国づくりセミナー」デンマークの福祉から学ぶ
【開催概要】
日時: 令和7年10月17日(金) 14:00 ~ 18:00(閉会)
場所:早稲田大学大隈記念タワー(26号館)多目的ホール(東京メトロ東西線早稲田駅 徒歩5分)
【プログラム(主要部分)】
14:10 ◆講演:「デンマーク・地方自治体の障害者福祉」
講師:Hasse Jacobsen 氏(デンマーク・オーデンセ市 障害者福祉部長)
15:00 ◆シンポジウム:「広義に捉えるノーマリゼーション」
座長:千葉忠夫氏(バンクミケルセン記念財団理事長、NPO法人日本・デンマーク生活研究所理事長)
シンポジスト:福島淑彦氏(早稲田大学政治経済学術院教授、同 総合政策科学研究所所長)、銭本隆行氏(国際医療福祉大学医療福祉学部准教授)
17:00 ◆バンクミケルセン記念賞授賞式
受賞者:Erika Colon氏〈ソプラノ歌手/ホワイトハンドコーラスNIPPON芸術監督。ベネズエラ生まれ。聖心女子大学、大学院で教育学を学んだ後、英国王立音楽院声楽科修士課程を優秀賞で卒業。2019年東京国際声楽コンクールにて史上初グランプリ・歌曲両部門で優勝。日本ではラ・フォル・ジュルネや井上道義指揮、野田秀樹演出の「フィガロの結婚」など全国で公演。キングレコードより「BRIDGE」をリリース。イタリア、フランス、イギリスでの音楽祭出演、国内外で演奏活動を続けながら、ホワイトハンドコーラスNIPPONの芸術監督として、視覚・聴覚など障害のある子どもたちに音楽を教えている。一般社団法人El Sistema Connectの代表理事〉
【参加方法と期限】
ご参加を希望される方は、誠に恐れ入りますが、【参加申込期限:令和7年10月15日(水)】までに、下記の項目を明記の上、本メールにご返信ください。また、複数名でのご参加を希望される方はその旨をお知らせください。
※定員(50名)になり次第、締め切らせていただきます。お早めにお申し込みください。
1. ご氏名
2. ご連絡先(電話番号)
3. ご所属先名
主催:バンクミケルセン記念財団・日本事務局
共催:早稲田大学総合政策科学研究所
ご多忙の折とは存じますが、皆様のより豊かな福祉活動の一助となることを願っております。
佐藤 豊
バンクミケルセン記念財団・日本事務局
080-9884-0508
info@miraie-wt.or.jp