デンマーク バンクミケルセン記念財団との提携
私達は、ノーマリゼーション※を世界で初めて提唱したデンマークのバンクミケルセン(N.E.Bank-Mikkelsen 1919~1990)を記念する財団の日本事務局を担っています。これまで毎年のようにデンマークから福祉専門家、政府や地方自治体関係者などを日本にお招きしてノーマリゼーションの考え方や民主主義の在り方などをテーマとした公開講座や研修会を開催して様々な提言を行っています。
※障がい者の生活条件を可能な限り障がいを持たない人の生活条件に近づける事。社会省担当官であった彼は隔離的で劣悪な環境の巨大施設に収容されている知的障がい者の処遇に心を痛め、1951年に発足した知的障がい児の親の会の活動に共鳴しそのスローガンの法制化に尽力しました。
その結果成立した「1959年法」は、ノーマリゼーションという言葉が世界で初めて用いられた法律となりました。